仮剪定・本剪定

ほぼ落葉が終わりました(12月22日)

伸びた枝をを80cmくらいに仮剪定。(1月6日)

スッキリしたところで、ブドウスカシバやブドウトラカミキリ、等の幼虫が枝の中を食い荒らしていないか点検します。今年は3ヵ所でコウモリガの木屑・糞を見つけました。糞の下には加害部があり、芯に向かって5cm程度の筒状の穴が掘られています。針金で突いて捕殺します。

本剪定が終了(1月22日)

本剪定は12月下旬~1月中旬に行うのが良いと思います。時期が早いと樹液が流れ、枝の充実が不十分になります。遅いと枝の癒合が悪くなります。(癒合剤として「トップジンMペースト」や「木工ボンド」を使います。)

本剪定の目的は、①過繁茂(かはんも)を防ぎ、樹全体の日当たりを良くする。②新梢数を制限し、結実量を調整する。③病虫害の枝を除去する。・・・等です。

1芽剪定が望ましいく、2芽目(犠牲芽)を切ります。芽の向きが悪かったり、1芽目が着房が悪そうだと判断したら2芽剪定(3芽目を切る)にします。

手順は、①主枝の先端から作業を行います。②一昨年から残っている枯れた枝を切る。②80cmに仮剪定した枝を1~2芽残して一つ先の芽(犠牲芽)で切る。犠牲芽(節)剪定は手前の芽の枯れこみを防ぎます。

短梢剪定したシャインマスカットの枝です。後日、焼却しましょう。

本剪定の作業は、2021年1月7日にもアップしています。HPの下の方に「検索バー」があるので、『本剪定』等で検索すると表示されます。

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