「クィーンニーナ」摘粒

6月13日の「クィーンニーナ」です。花ぶるい(花が落ちて実にならない)があり、粒数は少なめですが「摘粒」をします。

「摘粒」の目的は、無駄な果粒を除去し、残した果粒の肥大促進です。摘粒で格好の良い房に仕立て、商品価値を高めます。摘粒をしないと粒の肥大により房がパンパンになり、逃げ場がなくなった粒は上下から押されて支梗が裂けてしまいます。ブドウの品種や花ぶるいにもよりますが、果房に50粒~100粒くらい果粒がつき、内向き、上向き、下向きの果粒をハサミで摘粒し、35粒前後にします。

「摘粒」後です。ちょっと欲張ったので40粒くらいあります💦 赤いクィーンニーナは房が大きくなる(粒が多い)と着色不足になるので30~35粒くらいが良いと思います。8月下旬に着色具合をアップします。お楽しみに~。

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