整房

5月初旬、一つの新梢に1~3花穂がつきます。養分を1花穂に集めたいので、概ね1つ目の花穂を残し他の花穂を摘み取ります。1つ目の花穂の生長が早すぎる場合は、2つ目の花穂を残し花穂全体の生長を揃えます。これが「摘穂」です。

1つにした花穂は、先端4cm残して元の方をハサミで除去します。「整房」作業です。「整房」の目的は着蕾数の制限、花ぶるい(実がならない)の防止、房の原型づくりです。5月中旬から下旬になると花穂は10cm超に生育し、枝梗が12~16車がついていることがわかります。

上の画像は、まだ整房をしていないシャインマスカットの花穂です。14cmくらい伸びています。

下の画像は、支梗の先端16~18車を残して元の方をハサミで除去しました。

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