スカーレットの苗木 定植

3月19日、大阪が桜の開花宣言をしました。平年より9日早く、昨年より4日早いようです。暖かいのでブドウ苗木の定植を1週間早めました。品種は「スカーレット」です。植原葡萄研究所(甲府市)がシャインマスカットとロザリオロッソの交配によって育成、登録した新品種です。鮮紅色、大粒、糖度が高く、皮ごと食べられます。初成りブドウは2~3年後でしょうか。品種名の「スカーレット」の由来は、「風と共に去りぬ」(1939年・米国)のスカーレット・オハラのイメージ(主演:ヴィヴィアン・リー)から命名されています。アカデミー作品賞を受賞していますが、知らない方が多いでしょうね。

苗木の周りは草が伸び放題。今年はナギナタガヤの早生栽培を試しているので、刈払機が使えません。ナギナタガヤと雑草は50:50、ナギナタガヤ頑張れ~!!

定植の手順  植穴の土に(セルカ1kg、完熟牛ふん堆肥40kg、ヨウリン500g/樹)を混ぜて、富士山型(地面より10cm高い)に戻した状態です。

①富士山型の頂点に支柱を刺し、苗木の根が絡まないよう放射状に伸ばし、②先端5mmを剪定バサミで切り土を被せます。③苗木を軽く揺すりながら土を被せ、足で踏み固めて根を活着させます。④苗木の周りに牛ふん堆肥を盛り、20~30L潅水します。⑤支柱と苗木を紐で∞に括ります。⑥3~5芽残して切り返し、切り口にはトップジンMペースト、又は木工ボンドを塗ります。苗木の盛り土は地上高15cmになりますが、1年経つと徐々に沈んで地面と同じ高さになります。

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