有機農業塾「天地有機/大自然に法則あり」

兵庫楽農生活センターの有機農業塾を受講。塾長は神戸大学名誉教授の保田 茂先生と講師の西村いつき先生が丁寧に有機農業について教授してくださいます。有機農業とは農薬に依存しない農業。保田先生は「母乳汚染をしない、次の命を守る、そういう食べ物をつくる」いう目標を掲げています。農薬、化学肥料を使用しない保田式 有機農業の実践は、これまでの認識を覆し驚きの連続です。保田先生は、“ぶどう園で無農薬をやってみなさい、不味かったら私が買うから”と仰っていただきました。・・・嬉しいのですが1000房以上あるのです。💦

有機農業塾の秋野菜はダイコン、ミズナ、春菊。9月14日、畝割をして牛ふん堆肥を入れ、土と保田ぼかしを交互にミルフィーユのように5重構造にします。植穴にダイコンのタネをすじ撒きにして、土で覆い鎮圧します。その上から燻炭を被せます。何と潅水はしません! 10月12日、間引きをして、保温と雑草抑えを兼ねて枯れた野草を畝の谷間に敷きます。 11月16日、3回目に畑に行くと、一度も潅水をせず、追肥もしていないのに立派なダイコンが育っています。寒さが増す12月には瑞々しい立派なダイコンになっているに違いありません。

※ダイコンの手前に見える細い茎はマメ科のヘアリーベッチ ”緑肥”です。根に根粒菌が着生し窒素を固定する働きを持っており緩効肥料のような効き方をするようで、ダイコンと共存共栄します。

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