アブサップ液剤 登場

6月14日 アブサップ液剤 住友化学㈱ の説明会出席。

アブサップとは・・・ブドウの着色を向上させるためのアブシシン酸10%含量の植物ホルモン剤です。(2022年10月 農薬登録)

昼夜の寒暖差が少なく、紫黒色になるべきピオーネがワイン色で止まります。

そこで、果房に散布すれば紫黒色になりますよ、というプレゼンです。

容量100mlで価格は12,100円(税込) 100~200倍で散布。登録は巨峰とピオーネ 2品種。

赤ブドウにも効くようですが、登録準備中です。

色は濃くなっても糖度は変わりません。

ムラなく適量を散布するには、ミスト状で散布するのが良く、マキタ、工進、等の噴霧器に「霧吹き名人」という噴霧口をセットするとミスト散布になります。

少量で良ければ、モノタロウにマイクロスプレー250ml(539円)であるので、これが良いと思います。

散布タイミングは果房に数粒ほど色が入ってきた時期です。

アブサップ液剤 登場” に対して2件のコメントがあります。

  1. 菊地徹雄 より:

    巨峰を栽培しています。原因はわかりませんが、夜間の気温が高いせいか、
     着色が不良です。アブサップ液を使用してみたいです。

    1. 長元じぃ より:

      収穫、販売に追われ、メールを見るのが遅くなりました。
      アブサップは効果があると思います。
      当園は今年はアブサップを使用せず、環状剥皮処理を行いました。
      赤ブドウはキレイに着色しました。

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